トイレの水たまり面積がニオイに関係していた!

気になるトイレのにおい、原因は何だと思いますか?原因がわからないと、元から絶つことはできませんね。トイレの機能やデザインならともかく、水たまりの面積についてまで考える人は少ないのではないでしょうか。

 

「臭いと何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、実はこの水たまり面の広さがトイレの嫌な臭いに関係していたのです。

 

実は便器には、【水たまり面が広い】サイホンゼット式・サイホン式。【水たまり面が狭い】セミサイホン式・洗落とし式。の4タイプがあります。水たまり面が広いほど汚れが付着しにくく、臭いも防ぐことができます。

 

臭いは、空気に触れることで拡散しますので、汚物がしっかり水の中に沈めば臭いが広がる可能性も低くなるというわけですね。

 

サイホンゼット式とサイホン式は、水たまり面が広く、汚物が水中に沈みやすいので、臭気の発散も少なくなり、さらに汚物の便器表面への付着がほとんどありません。

 

逆に、セミサイホン式と洗落とし式の便器は、水たまり面が狭いため、ボウル内乾燥面に汚物が付着したり、洗浄時に多少水がはねることもあります。便器内の水の面積・深さを考えると、和式のトイレの臭いがきついのもこの辺りに原因があることがわかりますね。お宅のトイレは、どのタイプですか?